蘭(陽光)

作者名
福田 千惠   (フクダ センケイ)
作品サイズ
69cm×139cm
作品種別
日本画
略歴
【制作年月】1992年
詳細
赤い蘭を描いた本作品「蘭(陽光)」には、白い蘭を描いた「蘭(月光)」という対になる作品があります。両作品は、かつしかシンフォニーヒルズがオープンした1992年に描かれました。「蘭(月光)」は、葛飾区と友好都市である ウィーン市フロリズドルフ区の区制施行100周年を記念して、その友情の証として、2004年に同区に贈られました。
現在、「蘭(陽光)」と「蘭(月光)」は、両区をつなぐ架け橋として、それぞれの区で大切に展示されています。

当時、結婚式場としても使われていた「かつしかシンフォニーヒルズ」の、披露宴会場の壁面に合わせて絵画を制作して欲しいと葛飾区から依頼されて制作しました。モチーフとなっている花はカトレアで、「気品」といった花言葉を持つことから、披露宴会場にピッタリだと感じたため、モチーフに選びました。背景の球体は太陽で、猛々しさを表現しています。また、この作品と対になる「蘭(月光)」は、月を背景に白いカトレアを描くことで穏やかな雰囲気を表現し、2つの作品で反対の意味を表す作品に仕上げました。
保管掲出場所
かつしかシンフォニーヒルズ 別館1階ロビー
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