満善車王像
- 出展
- 第30回記念 葛飾の美術家展
- 作者名
- 田上 雅康 (タガミ マサヤス)
- 作品サイズ
- M20
- 作品種別
- 油絵
- 詳細
-
サンスクリット語の(プールナ・バドラ)に相当するもので「千手陀羅尼経」に出る「満善」という守護尊の一種であろう。金大王とともに毘沙門天八大薬叉将に数えられる。左手に蛇をもち、カキ殻のように逆立つ頭髪などから龍衆の1種とみられる。仏教的世界観によれば、その中心に位置するという須弥山と、その地底から上空までを層状に区分して、衆生の心境の浅深・上下によって欲・色・無色の三界六道とし、修羅・人間(人間を含む前五道は俗界)・天井(28種あり、三界にわたるという)などにすむ各界の種族が想定されている。
- 検索項目