正岡子規句
- 出展
- 第15回葛飾現代書展
- 作者名
- 二宮 奇龍 (ニノミヤ キリュウ)
- 作品サイズ
- 35cm×145cm
- 作品種別
- 書
- 略歴
- 【所属団体】日本書道学院学院長/読売書法会理事・企画委員/葛飾現代書展実行委員長/日中友好自詠詩書交流会代表理事/西安碑林国際臨書展年度副代表
- 詳細
- 夏の午後、突然強い風が吹いて机の上の紙が全部飛び散ってしまったよ。今日はまだ一句もできていないなあ。突風が吹いて夕立でもくるのかなと感じている作者の子規。「白紙」と表現しているのはまだ文字を書いていないこと。体調もすぐれず句ができないジレンマを詠んだ句である。日清戦争の従軍記者として中国に渡った帰路、船上で大喀血をし故郷松山で療養の翌年、根岸の子規庵に戻った年の夏の句である。
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