一燈螢然萬籟無聲

出展
作者名
髙橋 杏華   (タカハシ キョウカ)
作品サイズ
縦180cm×横60cm
作品種別
略歴
【制作年月】令和3年9月
【所属団体】書道一元會/たかむら会
詳細
《洪自誠著 菜根譚146大悟覚醒の時》
一燈蛍然として、万籟声無し。此れ吾人初めて宴寂に入るの時なり。暁夢初めて醒め、群動未だ起らず。此れ吾人初めて混沌より出ずるの処なり。此れに乗じて一念廻光し、烔然として返照せば、始めて知る。耳目口鼻は皆桎梏にして、情欲嗜好は悉く機械なることを。
深夜に独坐し、自分の心と対話をしてみると日常の情報こそが煩悩を操る「魔」であることが解る。令和の時代にも通じる内容である。
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