一燈螢然萬籟無聲
- 出展
- 第14回葛飾現代書展
- 作者名
- 髙橋 杏華 (タカハシ キョウカ)
- 作品サイズ
- 縦180cm×横60cm
- 作品種別
- 書
- 略歴
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【制作年月】令和3年9月
【所属団体】書道一元會/たかむら会 - 詳細
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《洪自誠著 菜根譚146大悟覚醒の時》
一燈蛍然として、万籟声無し。此れ吾人初めて宴寂に入るの時なり。暁夢初めて醒め、群動未だ起らず。此れ吾人初めて混沌より出ずるの処なり。此れに乗じて一念廻光し、烔然として返照せば、始めて知る。耳目口鼻は皆桎梏にして、情欲嗜好は悉く機械なることを。
深夜に独坐し、自分の心と対話をしてみると日常の情報こそが煩悩を操る「魔」であることが解る。令和の時代にも通じる内容である。 - 検索項目