帰田園居
- 出展
- 第14回葛飾現代書展
- 作者名
- 鈴木 禾業 (スズキ カギョウ)
- 作品サイズ
- 縦172cm×横55cm
- 作品種別
- 書
- 略歴
-
【制作年月】令和3年11月
【所属団体】なし - 詳細
- 豆を南山の麓に植えたけれど、草ばかりが茂って豆の苗はほんの少しだ。朝早くから出て行って雑草を片づけ、月の光を受けながら、鋤を背にして帰ってくる。道は狭くて、草や木は伸び放題に丈が長い。夜露は私の着物を濡らす。着物が濡れるのは惜しくはないけれど、私の願いだけは違ってしまうことがないようにさせたいものだ。これがこの詩の大意です。農家生まれの私には、母の姿が重なり、その情景が、この作品から感じられる様表現。
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